2007年9月13日木曜日
ビバーク=緊急野営
(5月18日の記事です)
そんな山の用語がふさわしい日本の縦走登山をしてきました。
場所は、ニセコのチセヌプリから雷電山を越えて朝日温泉まで。
距離にして12〜3キロ、日帰りにしては厳しい山行。
尾根には、なんとか雪も残っていて
スキーによる行動は結構快適。
楽しく雷電山を越えたところで、
ちょっとした判断が求められる場所に来た。
リーダーは自分なのでいろいろ考えつつも
一緒に来ていた友人Aにビバークを体験させたいと思って
よせばいいのに、ちょっとハマりそうなコースを選択。
本当にハマったらビバークしようと思ったらやはりビバークに。
友人Aは程よい薮漕ぎの疲労+ビバーク宣言を聞いて放心状態。
「ビバーク=夜を耐える」は、正直ツライ。
そんな精神状態を作ってあげるのも役目だし教育だったりする。
仲間を死なない登山者に仕立てるのは、正直骨が折れる。
しかし自分も若いときはそうやって教育されたから、
仲間にもそうしてあげる義務がある。
持論なんだが
ほとんどの人間は、
うまくいっている状況だと何も考えないクセがある。
だからそんなときはほとんど成長しない。
誰もかまってくれず、目立った成功も満足感もなく
毎日が辛くドツボだと思う時、
そのひとは確実に地中に根を張り巡らし
将来の飛躍の栄養分をためている時期である。
山におけるビバーク体験とは、どんな状況でも
絶望してはいけないという精神的訓練であり
時間という自然摂理を耐え抜くことで
必ず良い状況が訪れることを体で教え込むことである。
案の定、ビバークの夜は寒くて凍え死にそうだったが
アイヌネギ(行者ニンニク)を沢山採っておいたおかげで
楽しいニンニクパーティにもなった。
(しかも焚き火をしたので快適、、)
登山を通じて、、だけじゃなくって
結局、人が唯一他の誰かにしてあげられるってことは、
「その人が自立して生きてゆけるようにしてあげること」
だと思うこの頃です。
そんな山の用語がふさわしい日本の縦走登山をしてきました。
場所は、ニセコのチセヌプリから雷電山を越えて朝日温泉まで。
距離にして12〜3キロ、日帰りにしては厳しい山行。
尾根には、なんとか雪も残っていて
スキーによる行動は結構快適。
楽しく雷電山を越えたところで、
ちょっとした判断が求められる場所に来た。
リーダーは自分なのでいろいろ考えつつも
一緒に来ていた友人Aにビバークを体験させたいと思って
よせばいいのに、ちょっとハマりそうなコースを選択。
本当にハマったらビバークしようと思ったらやはりビバークに。
友人Aは程よい薮漕ぎの疲労+ビバーク宣言を聞いて放心状態。
「ビバーク=夜を耐える」は、正直ツライ。
そんな精神状態を作ってあげるのも役目だし教育だったりする。
仲間を死なない登山者に仕立てるのは、正直骨が折れる。
しかし自分も若いときはそうやって教育されたから、
仲間にもそうしてあげる義務がある。
持論なんだが
ほとんどの人間は、
うまくいっている状況だと何も考えないクセがある。
だからそんなときはほとんど成長しない。
誰もかまってくれず、目立った成功も満足感もなく
毎日が辛くドツボだと思う時、
そのひとは確実に地中に根を張り巡らし
将来の飛躍の栄養分をためている時期である。
山におけるビバーク体験とは、どんな状況でも
絶望してはいけないという精神的訓練であり
時間という自然摂理を耐え抜くことで
必ず良い状況が訪れることを体で教え込むことである。
案の定、ビバークの夜は寒くて凍え死にそうだったが
アイヌネギ(行者ニンニク)を沢山採っておいたおかげで
楽しいニンニクパーティにもなった。
(しかも焚き火をしたので快適、、)
登山を通じて、、だけじゃなくって
結局、人が唯一他の誰かにしてあげられるってことは、
「その人が自立して生きてゆけるようにしてあげること」
だと思うこの頃です。
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