2010年2月18日木曜日

野営飛行舎報告会&エゾシカディナー無事終了!



ご報告が遅れました。

「エゾシカ&報告会」が終わった後も
東京で一週間弱過ごしていたのですが、ネット環境が悪く
なかなか写真をアップすることが出来ませんでした。
(昨晩、ニセコへ戻ってきました)


報告会ですが、

40人という数多くの参加者の皆様のおかげで
盛大においしく(笑)大成功でした!

写真を見ながら、ご報告します。

これは目白駅前、会場外観
Soil Cafeは良い雰囲気のお店です)



お店に入ると、こんな感じです。



会が始まると、もう賑やか!
いろいろな方と
アラスカや北海道のお話しが出来ました。

あと

2009年のアラスカ飛行報告も
1時間ほど行いました。

みなさん全員、注目して聞いて下さり
話し手としては、本当に嬉しかったです。

本日のエゾ鹿はどこから獲ってきたのか?
そこら辺も、しっかりと解説させてもらいました。

そして、bettyさんの司会っぷりも
素晴らしかった、多謝!



そして



エゾシカ料理!!

私と師匠の佐藤さんが獲ったエゾシカを
シェフの栗田さんが調理してくれました



エゾ鹿肉のテリーヌ
(ソフト食感な味わい)



エゾ鹿レバーのグリル(中央)
エゾ鹿ハツのロースト(右)
エゾ鹿タンのコンフィ(左)
(ワイルド感と柔らかさが絶妙・・ビールが!!!)
みなさん臓物の旨さに驚いていました。


エゾ鹿ロースのロースト
(メープル赤ワインソース)

鹿ロースの美味しい舌触り、一晩寝ても忘れていない!
(bettyさん談)



エゾ鹿肉とキノコのボロネーゼ
(かなり減っている→私は食べられませんでした)

みなさん、競うように
エゾ鹿・ジビエ料理を食べておられました。




あの森で出会ったエゾ鹿が
北海道から津軽海峡を越えて
見たこともない上品な料理として
東京の皆様の胃袋に入ったかと思うと、
感無量な感じです。

命の輪廻を少しでも感じていただければと、思って
企画したディナー&報告会でしたが
参加者の皆様、いかがでしたでしょうか?


またどこかで
こういう企画をやってみたいですね。



最後に、運営を手伝って下さった関係者の皆様、
写真を数多く撮影して下さった、たけなべさん、
そして
アラスカとエゾ鹿という
不思議な取り合わせの会に何の疑いもなく、
参加して下さったみなさま、

本当にありがとうございました。



p.s.
エゾ鹿ソーセージなどを注文して下さった皆様
現在、発注しているところです。3週間ほどお待ち下さい。



2010年2月12日金曜日

本日のエゾシカディナー&アラスカ報告会について

参加者様にはすでにお知らせが
届いていると思いますが、

明日のアラスカ会は、
食事のボリュームが多く食べきれない、という事情により、
19:30を受付開始時間と、
当初予定より20分早める事にしました。

その後の流れは変わりません。
早くきた方は、ゆっくり出来る、という流れになりました。

直前の受付開始時間前倒しで申し訳ありませんが、
その分皆さんとゆっくりお話が出来ると思います。

お会いできるのを楽しみにしております。

現在、ニセコから千歳空港へ移動中、
の湯口からでした。


追加情報です。

メニュー(予定):
エゾシカテリーヌ、エゾシカパスタ、
エゾシカ背ロースのロースト、エゾシカ・モツグリル
冬野菜グリル、キノコとかぼちゃのスパニッシュ・オムレツ、
ゴボウとキノコのマリネサラダ、魚のマリネ

おー、うまそう!!

2010年2月9日火曜日

講演会用のエゾシカ

2月12日に開催する

アラスカ報告会

用のエゾシカを更に2頭、獲ってきました。


エゾシカシェフの方には
いいですよ〜沢山獲ってきますから

なんていっておきながら
実は大変なエゾシカ猟。


すでに
ハンティングネット社長の佐藤さんに
講演会開催記念で1頭頂いていたのですが、
「自分でも獲らにゃいかん」

ということで

単独、北海道の冬山にゾンメルスキー履いて
エゾシカと対峙してきました。
(単独というと偉そうですが、いままで師匠に教えてもらったことを
ただ1人でやってみたというだけで、私はまだまだ経験不足です)



獲れたのは、

毛並みの良いメスシカ


親と、はぐれたであろうバンビ



ご来場頂く皆様には、

今回の単独猟のシーンを何らかの方法で感じて頂きながら
シェフの作るエゾシカ料理を楽しんでもらえるよう、
そして

「エゾシカの命を頂いている」

という雰囲気になる
文学的な何かをご用意します。


神妙にならず、
楽しんで頂ければいいのですが

それだけではないものを感じて頂ければ、
今回の報告会の趣旨の一つは達成できると思っています。


どうぞ、おたのしみに。



p.s.
あいかわらず締め切り間近にならなければ、動かないので
忙しいこと・・・・
青崎さんは頑張ってくれているけれど(山形出張はどうですか?)
野営飛行舎本社の事務員、誰かお願いします。(給料払えず)






2010年2月6日土曜日

写真集打ち合わせPart2

金曜日、札幌にて二回目の写真集の打ち合わせ

アラスカ写真集の出版についてのコンセプト、
というか、訴えたいことを
デザイナーさん、プロデューサーさんと私3人で
話し合ってきた。


今回の出版で訴えたいこと 
とは、どんなことか?


それは、三人とも

すべてが安直になってしまった世の中へ対するアンチテーゼ

であった。


便利便利、誰でも簡単にできる・・お金さえあれば
という世の中に一石を投じたい、
私の中ではそういう理解。


確かに最近の事例を見ると・・・

登山での、ガイド付き大量死亡事故だったり、
ネットで知っただけで
自分の知識だと思い込んでしまうことや
世の中にゴマンといる批評家達。
私の周りでは解体もろくに出来ないくせに
猟の途中で逃げ出す礼儀知らずな奴がいたり。

何かを一緒にやっている時、
努力、忍耐、義理人情が通じないと本当に悲しい。
誰かが誰かのために作用するということは、
何かしらの精神的なケアをともなっているものなのだが、
そういう手間暇を理解しない人が多い。

簡単に手に入るものに価値はないし、
すぐに飽きたなんていうのはおかしいと思う。
一つのものを完成させようとする時の姿勢、態度、謙虚さ、
そういうものが、圧倒的に不足して、
努力と忍耐は無視され、
あきらめと安直さが蔓延る世の中。


村上龍はこういった。

「人間は平等であり、 
 世界はフェアであるために 
 小説を書き続けたい」 



一行目を

前向きな人間に対しては平等であり、

に変更してみたい。
すべての人間がフェアになることはない。

もう、人を何かに誘ったり
感化させようという気力が無くなった。


ただ、石を投げれば気が付いてくれるかもしれない人に
見てもらえるような作品は作りたいと思っている。


写真集、完全に営利を無視した
プロジェクトになりそうです。

北海道、冬シーズン山の幸が届きました!

すでに右の欄でお馴染み→

今シーズンのエゾシカ・ソーセージが出来上がりました。
早速味わってみましたが・・・
とてもフレッシュな感じがします。



こちら、ソーセージ
長さ30センチほどあります

わかりにくいですが、スモークとジャーキー
(各200グラムほど)



もちろんこんなに一人で食べられるわけもなく
恒例のお裾分け販売します!

サラミソーセージ

ジャーキーとスモークはセット販売のみ
(これは生産が追いつかずちょっと待って頂くかも)

話題作り、プレゼント、酒のつまみに最高です。
興味のある方はどうぞー!



2010年2月3日水曜日

写真集 on the web

写真を逐次更新しています。



もしくは、以前紹介した



いままでいろいろな写真掲載方法を試みてきましたが
この方法で今後とも、掲載を増やすことになりそうです。

写真集出版についても
鋭意努力しております。

それにしても世の中には
様々な表現方法がありますが、
写真の見せ方は本当に難しいです


ベストな方法である写真展は費用が莫大にかかりすぎて
そう簡単にできません。

Webで公開は、見る人のモニターなどの環境で
大きさや色などが変わりますし、
写真集は値段が高いので、採算を含めて出版そのものが難しい。


自分の写真を人に見せる価値があるかどうかも疑問であるのに
上記のようなことを考えるのは、おかしいかもしれませんが
斜に構えず、頑張ってゆこうとは思っています。