2009年3月30日月曜日

待望!エゾシカのスモーク







待望のエゾ鹿スモークが届いたので早速料理!

スモークブロックを薄切りにして、タッパに入れ
それにタマネギの細切りをまぜ、
バルサミコ酢にオリーブオイル、塩コショウ、それに醤油をちびっと入れ込む。

そして、タッパをシャカシャカふって、冷蔵庫で1時間ほど放置すると・・

なんと簡単でウマウマな夜のおつまみ、出来上がり。

これまた安物ウイスキーにとても合います。
(もちろん高級ウイスキーにも合うに違いない)

これ、
新居(賃貸ですが)のエゾ鹿部屋の定番メニューにしよう。
こちらでスモークの紹介をしています

そういえば、
もうそろそろ町内引っ越しします。
羊蹄山の見えるちょっと大きな古い家です。

その家の中に
アラスカギャラリーとエゾ鹿&薪ストーブ部屋を作る予定。
遊びに来てくれれば、
このマリネとサラミソーセージで歓迎します。


そうそう、このスモーク、他の加工品(ジャーキーとサラミソーセージ)セットで
おわけします、興味のある方はこちらから。

写真上:そのまま食べてもウマイスモーク
写真中央:真空パックで1個約200g
写真下:ちょっと手を加えるだけで、ハートフルなつまみに。

2009年3月29日日曜日

日本のアラスカにて

写真展が終わり、気が抜ける・・間もなく
日本のアラスカ、北海道の春山に取材に(遊びに?)行くことになりました。


26日:ニセコから5時間、日勝峠を越えて
東ヌプカウシヌプリという舌を噛みそうな名前の雪山へ。
春のザラメ雪が、適度な滑走抵抗をうみ
大斜面ロングターンがきもちいい。
頂上から見る十勝平野の広がりは、
ニセコ方面にはない視野角でした。


27日:日本のAK(赤井川村)にて
今シーズンN0.1?的なロング&ビッグパウダーを滑走。
これが本当に3月下旬?と思う膝的快適パウダー、
ひとたび寒気が通れば・・・・
日本海を有する日本の積丹半島では素晴らしいパウダーに出会える。
浮力!浮力!浮力の嵐。
「スキー板」という翼が自分の体重を持ち上げるときのカイカン・・

「ああ日本人(倶知安人)でよかった!」

*あまりに極上パウダーだったので写真はナシ。




28日:道東の弟子屈へ転勤になる友人と東京から単身赴任を終えた友人の送迎&歓迎会として雪山の中にある天然温泉でエゾ鹿&熊肉焼き肉大会。



しかし、温泉に浸かるにとどまらず!




まさにスティーブジョブスの「stay foolish, stay hungry」の世界です。
世の中を真に楽しんでいる人は、
常にバカであり不器用であり、いつも精神のお腹が減っています。


3連続の北海道アウトドア、
「北海道は、日本のアラスカだ」
と提唱している私ですが、本当にその通りだと思います。

と確か去年もこんな記事を書いた記憶が・・
みんな理屈は無視して遊びましょう!!

2009年3月24日火曜日

流山写真展を終えて


昨晩、北海道に戻ってきました。

こうして流山の写真展が終わり、
あの準備と期間中の忙しさはどこへやら、
今朝は何事もなかったかのように、日常を送っています。

このギャップ・・・没頭と平穏の波が
お互いのバランスを保って
時間を押し進めているような気がします。
没頭しているときは、平穏を思い、
平穏なときは、没頭を求めるというような感じで。

写真展は、大成功でした。
作品の出来とか展示の仕方とか、本人の準備の仕方とか
そういう点は多分に変わらない勉強と反省の日々ですが、
わざわざ流山まで足を運んでくれた方々との出会いは刺激的で、
自己の勝手な反省と写真展自体の出来は、まったく関係ないのだなと思いました。
あくまでも人との出会いが写真展の核なのであると。

「ああ、あなたがいつもメールをくれる○○さんだったのですね!」

と私の活動にとって精神的生命線である応援してくれる方々と、
1人づつ直接お会いできることは私にとって無上の喜びであり
「まさに、このために飛行活動をやっているのだ」と
断言できる経験、今回の写真展でした。

長年勤めたお仕事を辞めて新しい世界へ飛び込もうとしている女性、
偶然にもお父さんの不幸で東京に来られたときに、訪ねてくれた岡山の男性、
明日からミャンマーへ難民を救うためにNPOの一員として旅立つ友人、
パイロットになりたいけれど、不安で飛び出せずにいる女性、
モンゴルに移住したいと真剣に思っている消防士・・・
そしていつも顔を出してくれるアラスカフリークの面々。

そういう方々とお話をするだけで、
みんな、いろんな人生を生きているだなと思うと、
その脈動が直に感じられて実に私的には興奮してしまうのです。
人生を簡単に過ごそうとしない人たちのダイナミックさに。

さて、今日から次の活動準備の始まりです。
しかし、いままでやってきたアラスカ飛行も
今年出来るかどうかは、全く分かりません。
飛ぶためには、現実的な問題を解決しなければいけません。
しかしそれでも、アラスカを飛びたいという気持ちだけは
簡単に捨ててはいけない、と流山で私の写真を見て
喜んでくれる皆さんの顔を見て思うのでした。

「やっぱ、飛ばなきゃダメだ」と。

最後に、いろいろと手伝ってくれた皆さん、スタッフの方々
本当にありがとうございました、いろいろと学んで
また写真展をやりたいなと本気で思っています。

2009年3月18日水曜日

いざ流山!!




この1週間は、怒濤のごとく過ぎ去りました。
まあまあ、徹夜、徹夜の連続。

現在も印刷や放送用DVDなどを作り続けていますが
大体のところ写真作品は、宅急便で送り終わり
ひとまずほっとしています。

忙しいのは単独開催であるから仕方ないのだけれど・・
それだけに、何とか成功させたいなぁと思っています。

みなさんぜひ足を運んでください。


当日は、数名のスタッフが応援に駆けつけてくれるので
受付、物販(フォトカード、ポスター、本、はたまたエゾシカ肉(注文販売)
をやってもらいます。
私は、会場内でウロウロとしていますので
見つけたら話しかけてください。


では、またまた写真展が始まったら
ここで写真付き紹介をしますね。

2009年3月14日土曜日

月刊エアラインに記事掲載

今月号(4月号)の月刊エアライン紙で
記事が載りました。

白黒のページですが(真ん中あたりのページです)
大きく掲載されています。

また

あと一週間後に迫った流山の写真展についても
紹介されています。

ぜひ、本屋でご一読を!


ちなみに本人は
この掲載記事に半月ほど気付かないほど
(なぜか?編集部も教えてくれないし・・・今日、生協に買い物に行って気がつきました)
写真展準備で、缶詰状態・・・です。

写真展、ご案内を今日出す予定です、
ぜひ来てくださいね。

2009年3月7日土曜日

美味!エゾシカサラミソーセージ

3月1日エゾ鹿猟が終了

初シーズンとなった今年、しかも途中から参加したのですが
こんな初心者の私でも4頭分のギフトを自然界からいただきました。
(ようするに4頭仕留めたと言うことです)

野生動物であるエゾシカを獲るということが、どういう事か・・などの
そういう難しい&堅苦しいことは後で書くことにして
ここでは美味しい話を。(いただいた恵みは美味しく食べなきゃ!)

ここで、
獲ったエゾシカの肉はすべて刺身とかタタキに出来るわけではありません。
しかし自然の恵みをすべて活かしたいという気持ちもあり
しっかり自分で取った他の部分の肉も
札幌の大手ハム屋さんに加工してもらうため持ってゆきました。

そして・・なんと凄い量のエゾシカサラミソーセージ!が届きました。

うーん、フレッシュな感じ。
それもそう、自分で獲って自分で解体したものだから、
このサラミソーセージのこと全部・・そう
生きているときのシカの顔まで覚えています。

段ボールは、エゾシカのサラミソーセージでいっぱい。



せっかくもらった自然の恵みですが、こんなに我が家では食べきれません。
北海道は冷蔵庫より寒いので保存もきくし冷凍庫もありますが、いかんせん凄い量。
捨てるのは言語道断&無意味ですからみなさんに無料で配りたいところなのですが、
結構な加工賃もかかっていたりもするので、加工賃と他の実費お値段で
湯口が自分で獲ったエゾシカ食べたいなぁ・・と思うかたにお譲りできれば、と思っています。

即席で作ったこのエゾシカページで申し込む
私に直接メールください。


美味しいですよ!



ここからは、難しい話(笑)

以前から書いているとおり
北海道のエゾシカは、非常に増えており
狩猟中や登山中に見かける森林中の食害は、
なかなか凄いものがあります。

まだこんな幼木から、、、

こんな木まで・・・・ここまで皮を食べられると木は死んでしまいます。

昨年行った知床岬周辺では、こんな巨木が・・・やられていました。
世界遺産たるもの、、、、

でも、逆に言えばそれだけエゾシカのエサがないというわけで・・


これに加えて現地の猟友会の人たちを通じて
農作物や牛のえさ(干し草)をエゾシカが食べてしまう被害で
農家や牧畜関係者がいかに困っているかも
実際に有害駆除に立ち会いお話をすることで理解できました。


そういうわけで、増えすぎたエゾシカを狩猟すると
上記の関係者からは、とても感謝されるのですが
また一方では狩猟を非常に嫌う方々も、もちろんいて、
狩猟を紹介することに決めた私の所には意味深?な
メールも結構寄せられたりしました。

しかしながら、そういう意見の中を漂いながら、
実際森の中にいるシカと対峙するのは悪い気分ではありませんでした。
それは何故かというと、
ただ山を登って歩いているだけでは絶対に分からないであろう
「人間の様々な憶測と実際の世界のひずみみたいなもの」が、
狩猟をすることで目の前にしだいになくなるような気がするからです。


以前から、いろんなアウトドアやアラスカ飛行を通じて
いろんな活動を紹介してきたつもりですが、
いまひとつ自然に関しては言及していなかった私。
これまでのインタビューや著書でも、
そのことには触れられなかった自分ですが
それは意見がなかったのではなくて
「単によく分からなかったから」ということが分かり、
そして今回の狩猟では自然のなんたるかを
ほんの、わずかばかりながら感じたような気がしたのでした。

自然ってシステムそのもので
それを維持するということは、さ、
じゃあ、そのシステム状態はどうなっているのかというと、、

うーん、、、やっぱり分からない(笑)


仕方がないので、
旨いエゾシカのサラミソーセージを食べながら
ニッカのウイスキーをチビリやって(他のお酒でもOK)、
北海道の森に生きるエゾシカのことでも思い出すことにしましょう、
それが一番、土曜の夕方だしね。

北海道エゾ鹿ワールド
新しいエゾシカのHPです。