2007年9月13日木曜日

北極海へ

(6月27日の記事です)

こんなタイトルの本を読んだことがある。
川旅を日本に知らしめたあの野田知佑氏の著作だ。

たしかマッケンジー川を下る話で、氏に珍しく妙に初々しくも
心躍る内容は、極北の匂いを多いに楽しめた。

北極海へ単独でたどり着くとどんな感じがするのだろう。
僕の場合は飛行機で北極海をみるのだろう。

だから

北極海は、前方一面に広がり
僕の視界中における既知は
それをはるかに越えた、、、

とか

愛機の翼の長さを越える白い水平線、
自転という基準そのものに
そっと、、垂直に近づくような不思議な感覚。

などと書くのだろうか。
いずれも勝手な想像だけれども。


自転軸は、地球の運動に関する
唯一の基準だとおもわれる。

僕らは、これに対してどうにか振る舞えば
なにかを知ることが出来るような気がする。

どうにかというのは
近づくとか、基準の中心に立ってみるとか。

アラスカ、極北、北極海、、
魅せられるということは
そういうことのような気がする。

願わくば、バローでうまい酒を飲みたいもの。

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