2007年9月13日木曜日

日本の自然へ

昨晩、無事帰国しました。

前回もそうでしたがアラスカから北海道に戻ると
両者はとっても似ているような雰囲気なのに
実は全く違う土地なのだなという印象を受けます。

空から眺めると北海道は人がたくさん住んでいます。
日本の中では、広大な大地というイメージがありますが
アラスカと比べると、かなり人が
野山に進出して生活しているのが分かるのです。

僕は空から見たアラスカを表現するのに
「神のお作りになった箱庭」
という表現をするけれど、北海道は
「人が作った箱庭」
のような感じを受けます。
もちろんよい意味で。

アラスカの素晴らしさを知ると、さらに別の観点で
日本は本当に素晴らしいところだと感じます。
日本の自然は、生活密着型の身近なものとして
人と深く溶け込んでいて
それがおいしい食事や
日々の快適な生活に表れているのだなと。

手付かずの自然はワイルドで魅力的。
でも日本の自然は
それではないような気がします。

「日本人の生活そのものが自然」
であると思うのです。

帰国後さっそく
羊蹄山の見える温泉に浸かり
ニセコの生協で、刺し身を買い
絶妙な飲み口の日本酒を飲みながら思うことは
そういうことなのでした。

最後に、
今回の旅でお世話になった方々
本当にありがとうございます。

アラスカで感じたこと、
皆さんに出会って初めて知ったこと
その他すべての魅力を
写真、映像、文章で精一杯日本に伝えようと思います。

0 件のコメント: