2007年9月13日木曜日

日本の沢登り




(6月11日の記事です)

もうすぐアラスカ、、といいつつも
あいかわらず準備なんかをせず、
北海道の山へ沢登りに
1泊の沢の中での野営を含めて行ってきました。
場所は、積丹半島の積丹岳、伊佐内川。

北海道でこの時期の沢登りは
時期的にはまだ速いのですが、
アラスカに行く前に日本の夏の自然を一番味わえる
沢登りで源流行がしたかった。
むせ返るような濃い森と清流の美しさは
北海道、いや日本の誇る素晴らしい財産だとおもうのです。

写真右:苔むした伊佐内川を歩く
中央:滝の中央をシャワークライム
右:残雪残る伊佐内川の源流部


沢登りとは、川の流れとは逆に上流にむかい
豊かな自然が残る渓をたどり、釣りや山菜取り、
そして野営などを通じて自然と真に一体化できる素晴らしい旅。
日本独自の文化で出来上がったこの旅のスタイルは
釣りや冬山にならんで一生かかっても飽きない
私のライフワークです。

北海道の沢の水はまだ冷たくしかも雪代で増水しているので
遡行は楽ではありませんでしたが、初めての人を3人連れて
新緑が美しい森の源流をたどる旅はアラスカに行く直前の
私にとって最高の思い出になりました。

アラスカの自然は、野生そのものの魅力があり
日本の自然は人と森との関わりに魅力を感じます。
いずれも自分で歩いてこそ
いろいろと感じる事ができると思います。

こんな日本の自然をたっぷり味わった後に
アラスカに行く自分がどう変わるのだろうかと
ちょっと楽しみだったりします。

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