2008年12月30日火曜日

家探し

最近、ニセコで住む&ギャラリーになる家を探しています。
写真の制作で場所が必要なことと、自分のギャラリーがあれば
もっといろんな人に見てもらえるのに、という理由で。

とは言いつつも、
ニセコは極端に賃貸&中古住宅物件が少なく
数年間探していますが、良い巡り合わせはありません。

自分の活動起点のアラスカ(フェアバンクス)は、
飛行機と生活ができる賃貸ハンガー(オーロラが見える素敵な場所!)
が見つかったのだけれども(写真)、
肝心のニセコは、なかなか良い場所が見つからず。
羊蹄山が見えるギャラリー&アトリエは
いつのことになるやら・・・・

結婚と家(土地)は巡り合わせとタイミング、、と誰かが言ってたっけ。

ここでソローの「森の生活」を開くと、こう書いてある。

「なぜ、若者は、生まれたとたんに自分の墓を掘り始めるのでしょうか?若者は、財産という重荷を相続した途端、手放すまいとし人間らしい暮らしができなくなります」(WALDEN ヘンリー・デイビット・ソロー 今泉吉晴:訳)

こうやって
ソローや鴨長明をしつこいくらい読み返していると
人生に家なんかいらない、テントで十分だ
なんて気持ちにもなるし、
また逆に、長い飛行や冬山の旅から帰ってくると
自分の家やギャラリーが欲しくなってくる。

そして、またこうしているうちに
写真展が始まって、アラスカ渡航の時期になって
そんな事も忙しさから忘れてしまうのだろうけれど。

おまえは、まだ定住するな。
と誰かから言われているようです。

定住と結婚は
ある種の安定を意味するからなぁ。

なにが言いたいのか分からなくなってきましたが
とにかく明日はパウダーを浮遊滑降して不安定を愉しもう。

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