2007年3月15日木曜日

アラスカの冬を越してみて

星野道夫さんの本で
「アラスカの冬を越したものにしか分からない、うんぬん、、」

というフレーズがあったような気がするのですが
最近の3月の日照時間の長さを
感じると、本当にその通りだな、、
と感じます。

急激な日照時間の増え方は
住んでみて毎日過ごすと
すごくよく分かるんですね。
さらに冬に小型飛行機で飛ぶという行為は
とっても自然の移り変わりを感じることができます。
なんか、こう世界を俯瞰しているような感じだからでしょうか?
もしくは、飛行機が小さくて寒いから
風や温度の影響をもろに受けることが、
自然を肌で感じることに繋がっているのでしょうか?

最近は、アラスカの夕日がもうすぐ見られなくなる、、、
なんて危惧するほど、日が長いです。(夜8時半まで明るい?)

そんなわけでハスキーで
夕暮れ〜夜間飛行をしてきました。

アンカレッジのダウンタウン上空を
低空で飛び、流れる夜景を
ひとり見ながら着陸準備をしていると
「ああ、これでひとまずアラスカ生活も一区切りだな、、」
なんて感傷的になってしまいます。
というかそう言えば、夜間着陸って
久しぶりのような、、
現役時代、夜間ミッションを終えてひとり
帰路につく戦闘機時代の思い出がよみがえりました。

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