2007年3月6日火曜日
風船のようなタイヤ
3日間続いた強風がやっとおさまった!
よその人のハンガーに隠れて、じっと耐えていた
極太タイヤのハスキーをやっと動かすことができた。
地上滑走してみる。
タイヤのせいで滑走中の飛行機が
風船みたいに、ばうんばうん、しておもしろい。
車高?が高くなって、なんというか
地上にいるときの角度がより急になったので
(乗った人なら分かるはず)
まったく前が見えなくなった。
でも、なんかスパルタンな
意味のないカッコ良さがあると思う。
生粋のアラスカンも振り向く
無意味なタイヤのでかさと車高の高さ。
これじゃ日本のヤンキー車と一緒だ。
離陸、でかいタイヤの空気が
いい感じのクッションになって、フカッと浮く。
なんか宇宙遊泳のような初めての体験。
空中では、確実にクイックな操作感になった。
よく分からないが、たぶん重心がいい感じになったから
かもしれない。(いつもフィーリングで飛んでます、、)
いままでの、ちびタイヤより遙かに面白くなった。
着陸、接地時ソフトにつければ非常にここちよい。
なんか子供が遊ぶすごいでかいゴムまりで
地面を転がっているみたい。
ちょっとハードにつけてみると、ぼよーんとなって
その浮遊感もおもしろい。
アラスカ ツンドラ タイヤというぐらいなので
ハッキリ言って舗装の滑走路には、まったく不向きです。
理由は詳しく言わないけれど
(タイヤがすぐにすり減る、、など)
これからは、砂利の滑走路や砂浜、ツンドラ、岩地帯、
凍ったところ、などのほうが心地よい
飛行機になってしまいました。
今日の二回目のフライトは
兄弟同然の友人、Rさんと飛んできました。
Rさんは、すごいクールな複葉機を持っているパイロット。
一通り、氷河、プリンスウイリアム湾遊覧などをしたあと
後席に人が乗ったときの着陸練習の実験台として
一緒に、ぼよーんとしてきました。
面白かった!!
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