2007年3月12日月曜日

空で出会った友達と編隊飛行




一昨日の話ですが

デナリの近くまで
飛んできました。
そういえば、日本人が好きなデナリの写真がないな、、
と思って晴れた空のなか、きままにデナリの近くまで
超低空でひとっとび。

撮影も無事終わり、その帰り
スシトナ川の凍った大きい川幅の上を地面スレスレで
楽しんでいると、前方に一機の飛行機を発見。
ハスキーと同じような小型飛行機が、景色を楽しむように
飛んでいる。

「仲間だ、、」
独りぼっちで飛んでいるとき
同じく独りぼっちで飛んでいる飛行機を見つけると
どうしても近づきたくなる。

うしろからこっそり近づいて
なに食わぬ顔で挨拶しよう、、と後ろから近づくけれど
全然気付いてくれない。
きっと操縦と景色を見るのに夢中なんだろうな。

一体どんな人が乗っているんだろう、
飛び立ったばかりのヒヨッコか、
それとも空軍をリタイヤして趣味で飛んでいる
老練なおじいちゃんか、、

独りぼっちの飛行機の後方に
ぴったりくっつきながら
相手の想像をするのは、とてもたのしい。

途中、彼が旋回すると
僕が森にぶつかりそうになるので
ちょっとだけ軸線をずらして
後ろ上方にピッタリつける。
編隊飛行をしながら
超低空を飛ぶのは、爽快だ。
地面と相手の飛行機の二つに気を使うのは
軽い緊張感がある。
男の子は、こういうタスクのなかで
充実感とか満足感を得られるって思うよ。

結局、彼は気付いてくれず
でもまあ、なにかの縁だし、、
写真とビデオを撮ってお別れしてきました。

空では、いつも独りぼっち。
でも、たまにはこういう素敵な出会いがある
それは、地上でもおんなじで
いつも探しているんだろうなっておもう。

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