2008年3月26日水曜日

フリー。

最近、日本(北海道)の遊びネタばかりで
アラスカはどうしたのだ?
という感じだが法的にアラスカには長期間、
居られないのだからこれも仕方がない。
今度行くのは、夏だろう。
約9ヶ月ぶりだ。

国家という、いかんともしがたい決定的な壁があるので
僕の行動は、それによって
かなり制限されているともいえる。

そこで
腐らず
舞台に立てない期間、
すなわち舞台裏である
アラスカで飛べない期間〜日本での生活
をどう過ごすのか?
これは大事なことだと思う。

日常的な飛行が不可能な日本人であることを呪い
アメリカ人に生まれてきたかった・・と
言うのは簡単だが、これを言うと話が長くなる。
(戦前は、日本人もけっこう自由に飛んでいたのです)

そこで
舞台裏だと思っていることでも
実は楽しむことが必要で
舞台裏と舞台をひっくり返すようなパワーが
あるとおもしろい。
そして、
そこに素敵なストーリーが生まれるような気がする。

前回の日記のように
サラリーマンが、雀の涙ほどの休暇を使って
本当に好きなことをする姿は、実に興味深い。
そこには背景となる毎日の仕事があるからこそ
生き生きとする彼らの姿がある。

僕が仲間と北海道の山に必死に登る理由は、
そこら辺を見たいからなのかもしれない。

フリーという言葉がある。
これは抑圧や制限を感じている人の使う言葉である。
そういう人たちは
現状のなんとも言えない窮屈さから
抜け出す瞬間の夢を垣間見るが
抜け出したあと、また窮屈さを感じ
次もフリーの夢を見る。

フリーとは、結果ではなく
状態のことを指すのかもしれない。

世間と天上界(山や空のこと)の往復をしていると
そんなことを感じてしまうのです。

最後にフリーな動画を。



こだわりのない楽しみを。

0 件のコメント: