2007年11月5日月曜日

執筆



まだ執筆最中ですが、
こんな広告が出てきました・・・

プレッシャーです。


最近は、入稿の締め切りに追われて
朝日を見る日が多くなってきました。
この日記も、気分転換に書いていますが朝の6時・・

「本を書く」ということをやってみて
はじめて分かることはたくさんあります。

まずは、
何を書くのか?ということに関して
改めて考えさせられるということ。
この点について僕の場合、
アラスカで体験してきた具体的事実を
いかに表現から省くか?で苦心しています。

単純なことだと、
書きたいことが、「アラスカ冒険飛行日記」ではないので
「バローで珍しいものを発見した、それはシロフクロウだった」
とか、そういうムダな記述は、必要最低限にとどめなくてはいけないし
情景の記述も、「美しい」、「素晴らしい」、「感動した」を
表現に用いない、、など。

複雑なことだと、
言いたいことをいかに水面下で浸透させて
作品全体に貫かせるか?など、

この日記じゃ絶対にない悩みが、多く出てきます。

言葉は、日常で用いているものなので
簡単に扱えると思いがちですが
ところがどっこい、日記と違って
他者への表現が絡んでくると
「コトバこそ自分」という状態になり、一字一句に脅威を感じるのです。

自分の本をだす=無責任からの脱却

そんな気分です。

写真も、たくさん載せることになりそうです。
写真家としての作品、という一面もあるかもしれません。

果たしてどうなるかも分かりませんが
「夜、不安になってしまったとき手に取りたくなるような本」
であったらいいな
と思って書いています。

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