2007年4月15日日曜日

千歳講演会を終えて


昨日、千歳講演終了。

私みたいなアラスカに少しだけ滞在した人間が
講演会などをやるなんて、おこがましいと思いつつ
なんと80名もの方に来ていただいて
本当に緊張しました。

正直、千歳では何をテーマにして話そうか、、
とても迷いました。(観客の層が分からないというのもあり、、)

そんな迷いの結果、テーマを絞らずに
写真、ビデオ中心の展開で
視覚的には楽しんでもらえたと思いつつ

じゃあハート的には、どうだったんだろう、、?
わざわざ来てくださった(この日は千歳は大荒れの雪だった)
80名の皆さんひとりひとりに
心打つ場面や言葉や物語はあったのだろうか?
車でわざわざ遠くから来てくれた人は、
帰りの車中で、僕の言葉をじっくりと反芻してくれただろうか?

もっと考えて準備しなきゃいけないと思いました。

人に伝えるのは難しい。

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今日は自転車に八甲田テレマークスキーを装着して
自転車で、10キロほど山道を登ってスキー場に行ってきました。

動力を使わない生活。
アラスカではハスキー用に
ガソリンを使わせてもらっているので
せめて日本のニセコでは、人力の生活にしようと。

愛読書「森の生活」でヘンリー・ソローはこう言っています。

「人は暮らしを簡素にすればするほど、当たり前の法則の
より多くを素直に受け入れることが出来ます。
独り居は独り居ではなく
貧乏は貧乏ではなく、弱点は弱点ではない、と分かるのです。」

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