2008年5月21日水曜日

最も自由な空間

最近、HPがちょっとかわってきました。

そう、動画が散りばめられています。
Flashという技術を使って作成したものです。
すこしばかり、訪問者の方に楽しんで
もらおうと思って作りました。

もちろん、
生きてゆくための糧として

本を買ってもらうための
宣伝としても。



通常、本の宣伝は
やはり新聞などの媒体が一番効果的なのだと思うのですが

実際、
新聞に掲載されるのは、そう簡単ではありません。

数百万部という部数を誇る全国紙はもちろん
地方紙でも、それなりに
何かの話題性と時流にあったコンテンツが必要になってきます。



一度、こんな事がありました。

私の住む場所の某地方紙(といったらわかってしまうよな・・)に、
北極海への旅の話を連載形式で執筆したい、ということで
プレゼン書類つきでお願いしたことがあります。

それは断られたのですが
理由は、
「時流にあった・・たとえば環境問題に照らし合わせた内容がほしい」

というものでした。
(もちろん私の話が面白くなかった、というのが主な理由だと思いますが)


氷河が溶けることについてのレポートとか・・欲しいそうです。

確かに私は、アラスカの氷河専門?のパイロットでありますが・・。



私は、環境問題に関心はありますが
それ以上に突き詰めたいことがあるので
普段は、あまりそのことについてコメントや意見を発していません。
あと、登山家でもあるので
文明と自然の、、その境目にある
なにか説明の出来ない曖昧なものを肌で感じているせいか、
大手を振って環境問題を叫ぶ人間にはなれないんだとおもいます。
(でも環境問題を叫ぶ人は嫌いじゃありません私も普段は自然派の人間ですから)

そんな、人によっては「くだらないこだわり」と思える理由で
新聞社の話も、なくなってしまったのですが
そんな話は、他にもマスコミの話とか結構あります。

ちょっと話がそれましたが、
では自分でどうやって本の宣伝をするのか? 

やはり一番、自由な媒体はWebでしょうか。



ちょっと大げさですが
Web(World Wide Web)の世界は

「あらゆる既成の組織、規則、しがらみ、人間関係・・etc
から最も自由である人類最初の空間である」

ではないかと。


誰のお断りもなく、許可もいらず、誰にも媚びずに
自分を表現できる。

そして

規模は小さいけれど、毎日少しばかりの人たちが
着実に訪れてくれる喜び。


今回のFlash動画技術の導入(自分で、ちまちま勉強しただけですが)も
そんな空間に訪れる人へ、もっと動きのあるものを見せてあげたい
と思って実践したものです。



さて自由な空間で、伝える技術は養いつつありますが
(なぜ自分でこんな事まで・・と思うこともありますけれど)


実際に現場で冒険もしたくなってきます。

さて今年はどうなりますでしょうか?

もうすぐアラスカも夏のシーズン。
うかうかしていられません。


とりとめない話でしたが
みなさんも、頑張りましょうね。

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