2008年5月20日火曜日

友人への書簡

T へ


久しぶりだね、元気かな?


本、やっと出版です。


なかなかね、
自分のやっていることを世に出すのは恥ずかしいんだけれど・・


でも、こんな世の中で
いまいち元気が出ないので
暗い顔してる若者の背中を押すぐらいは
出来たらいいなと思っているよ。


そういえば、

最近のテレビで大リーグのトレーナーをやっている日本人が出ていた。

ちょうど俺たちと同じぐらいの年齢の男性で、
なんだかアメリカで一流のトレーナー目指していた
君のことをオーバーラップさせてしまった。


一緒に目指していたときのことを思い出して
懐かしくなってしまったんだ。


そう、本には昔のことを少し書いてあります。
Tのことは直接書いていないけれど、
夢の原点のエピソードとして必ず書こうと思っていたことです。


あのころ、俺たちは貧乏で無知で
余裕なんか全くなかったが

だがしかし、

確実に夢の真っ直中にいた。



夢というものは、何を目指してもいいし
どんどん変わってゆくものだし
うまくいかないことが多いと思うけれど

一番重要なことは

それを目指しているときの高揚感だと思う。



そんなことを書いているのが今回の本です。



いまは、次に何を目指そうか
思案しています。

まあ、何かを目指している時点で
「まだまだ甘い」「無の境地へは、ほど遠い」
なんだろうけどね。


俺は、「夢=具体的な目標」依存症なのかな。


なにかに行き着くと、すぐにやめて新しいことがしたくなるんだ。
次は医者か宗教家にでもなるかな?(冗談だけど)


作家というのも面白いかなと、
下手くそな文章を顧みず考えたりしています。
もちろん文章だけでなく、写真や映像なんかも含めてね。


秋頃に紀伊国屋で写真展やります。
家族でぜひ。


とりとめなく書きましたが

それでは、また。


Isao yuguchi

0 件のコメント: