昨年の7月中旬、濃霧で有名なアラスカのBristol bay(ブリストル湾)沿岸を飛行してた時です。夕方、太陽からの熱量が弱まると同時に、海岸線には大変な量の濃霧が覆い始め、私の飛行機は行く手を阻まれつつありました。
「あぁ、、またダメか・・」
と半ばあきらめつつ霧の中に飛び込まないよう超低空を飛行していました。「またダメか」というのは、アラスカ半島の南側にあるPort Heiden(ポート・ヘイデン)へのアタックが、これで2回目だったからです。
すると、目の前にカツオブシの大群が転がっているではありませんか!
霧のすぐ下をかすめるように超低空で飛行していたにもかかわらず、私はカメラを操縦席の床からすぐに取り出して左手で片手操縦、もう片方の手でカメラ自分の左肩に乗せて安定させつつ、シャッターを切りました。
ラダーを微妙に操作しながら両手両足を駆使しての撮影は、いまでもその興奮を覚えています。
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