ラベル 北海道の沢登り の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 北海道の沢登り の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年10月14日木曜日

黒松内岳 ブナ森遡行

先月の終わりのことですが・・・
北海道の足の付け根部分に位置する
黒松内岳という山に沢で登ってきました。

場所は重滝右股。

入渓すると、100m圏内?に
ごろごろと滝があらわれます。

_MG_9210
ここは、後輩にリードしてもらった滝。
期待の新人、沢ガールのS嬢は、
確保のもと
いきなり洗礼を浴びています。

_MG_9242
要所では、ロープを出すことも。

_MG_9199
庭園の味わいを醸し出す滝もあったりして、
小さい沢ながら、地味に日本美を楽しんでます。

_MG_9277
天然記念物「日本ザリガニ」→なぜかお亡くなりになられている

_MG_9254
ん-?よくわかんないけど綺麗。

ヤブを漕いで高度を稼ぎます
_MG_9296

背丈を超える熊ザサなので、前が見えず
コンパスで進みます。
_MG_9321

_MG_9328
ヤブ漕ぎは続く・・

_MG_9331
そしてやっと黒松内岳へ。
黒松内岳からの眺望は素晴らしく360°すべての
景色が楽しめます。

狩場、新見、シャクナゲ、チセ、ニト、イワオ、
アンヌ、羊蹄山、昆布岳、長万部岳、大平山、
冷水岳、駒ヶ岳・・・おお、全部見えるではないか。
これは秀峰だ、たった標高739mしかないのに。

_MG_9355
そして黒松内は、ブナの北限地であり
東北のゆったりした明るい森の雰囲気を
味わえるような気がしました。


そして、焚き火宴会突入、、飲んだ呑んだ!
_MG_9405


_MG_9412
翌朝、激しい宴のあと・・・うー頭いたい。


北海道も南部では、
東北的な味わいのあるブナ林が楽しめるということ、
ニセコからそれほど遠くないということもあり、
かなり期待大な地域です。

にしても黒松内岳、たった739mしかないのに
これだけ楽しめるとは・・・
山は、高さではないですな、懐の広さでしょう。

下山後は、車を一時間走らせ新見温泉で養生。
その後、一路、余市へ。

_MG_9422
三色丼(690円)を食べに
→余市・ファミリー鮨(平日のランチがお勧め)

満喫・満喫の休日、、、
日本っていいなぁ。

2010年9月13日月曜日

9/11-12日高・幌尻岳

北海道・日高の山!!
_MG_8927
今週は、北海道・日高山脈の「幌尻岳」


今年は、女性が道中の沢で流され死亡するなど
けっこうな騒ぎのあった山域だけに、
入山前、いろいろな人から心配されましたが、

_MG_9081
沢屋(だと思ってる)

我々は、了解という感じで

ただ、林道歩き長いなぁ、、尾根歩きやだぁ、、、

という一般登山者が聞くと、眉をひそめるような
発言をしながら、入山しました。

この山「幌尻岳」は深田久弥・百名山であるだけに
大人気であり、人が多いのですが、それほど簡単でもなく
登頂まで三段階を踏む必要があります。

1.駐車場ゲート~沢(北電取水口)までは、林道歩き。

2.取水口~幌尻山荘は、沢歩き。

3.山荘~頂上までは、整備された山道歩き。

それにしても
100名山ピーク・ハンターの多いこと。

会う人、あう登山者に

「百名山ですか?」と聞くと

確実に頷く登山者の皆さん。

目標を持つことは、良いことで
皆さんの目は、とても輝いています。

とくに山荘では百名山フィーバーで、
なにか北海道ローカルな我々も
洗脳されそうになりました。

同行した道産子・友人のつぶやき、

「百名山なんかより、いい山はたくさんあるのよ・・うんぬん」(笑)

_MG_9093
ナショジオ風な探検撮影

_MG_9115
登山行程では、沢パートが一番楽しく、

山道歩きでは、ほとんど記憶がなく、

しかしながら、山頂付近の氷河の名残であるカール地形は
なかなかの迫力です。
幌尻北カール_パノラマ1

今度は、沢を詰めてカールでヒグマを観察しよう。

などと、よからぬ事を考えつつ、
山頂へ。
幌尻岳頂上_パノラマ1

日高山脈は、懐が非常に深いので
東西南北、どこを見渡しても「山、ヤマ、やま」の
どことなくアラスカのブルックス山脈に似た感じがしました。
そう、日本っぽくないんです。

そしてこの日の宿泊は幌尻山荘。
_MG_8947

_MG_9043
案の定、騒ぎすぎて怒られる(×2)も、
無事に山小屋泊を乗り越え(笑)
いつも、誰もいない場所で、騒ぐ我々にとって
怖いのは、熊だけではありません。


日高は、最初で下見的な山行でしたが、
今後は、沢を中心に、そろそろ攻めてみようかなぁと
十分に思わせる素晴らしい山域であることは確か。

また、日本、北海道から
離れがたくなってきました。

2010年9月6日月曜日

9/5 漁岳




9/5(日)

支笏湖周辺の山、
沢と冬でしか山頂を踏めない漁岳へ。

最初、好天→登るにつれ霧雨&風。
しかし遡行中、自然の恵みが。


なめこ


オショロコマ
(マイミクのMasaさん&Sanaちゃん@釣→ほとんどリリース)


F1の滝壺で、釣り実施の二人。

沢の醍醐味は、狩猟採集にあり。

獲って喰って、それから自然の喜びと本当の大事さを
学ぶというものです。

沢自体は、人が入っているので
テープも至る所に張っており(どうかなーと思いますが)
迷いにくかったりします。


たまにちょっとした滝もあり、
若干、アドレナリン放出OK。

読図技術の再確認をしたい私には、
ちょっと面白くない感じでしたが、
それでも、
沢水がなくなった場所では、コンパス片手に
うっそうとしたヤブに覆われた源頭部歩きを楽しみ、
それを越えたあとには、
雲に覆われた山頂へたどり着いた瞬間の
喜びがありました。

頂上での食事。

札幌で一番ウマイ、ベーグル。
(Sana持参、行列覚悟で人気店に買いにいったそうで)

世界で一番ウマイとMasa氏に絶賛されるベルギービール。
(Masaさん持参、すごいなー、ありがとう)

日本で一番病みつきになる味、チキンラーメン。
(普通に生協で、購入)

11時間行動の、お疲れツアーでしたが
それだけにイベント沢山、
素敵な1日となりました。

Masaさん、Sanaちゃん、また行きましょう。

あ、小金井温泉も綺麗でよかったなー。
結構ソバがうまかった!

2010年8月31日火曜日

帰国後、お初の沢登り





先週の週末、北海道の、とある苔むした沢に
一泊で登ってきました。

あまり知られていない遊びである「沢登り」ですが、

その昔は歩いて沢をつたって尾根までいき、
反対側の村へ行くという
峠を越える手段として、
日本では日常的に行われていたものでした。

ですから、沢登りは
日本人の日常の延長としてある
我が国独特の遊び、と私は考えています。

とまあ、旅的の要素が強い遊びなのですが、
固いことは抜きにして、

山道もなにもない川を歩き、
自然そのまんまの森の中でツエルト張って
焚き火を囲んで、魚焼いて、
星を眺めながら、酒呑んで酔っぱらうのが、
メインイベントな?極めて文化的な遊びです。


だいたい釣り人もたどり着けない場所に行くので
渓流魚は、沢山いることが多いです。
私は、#3の源流向き?フライを愛好していますが(ほとんどテンカラじゃないかという話もあります)が、実はエサ釣りも好きです。

数年間、夏はアラスカ滞在で
日本の沢登りとは遠ざかっていたので、
友人達とサカナ釣って焚き火で焼きながら
酒呑んで、うまいものを喰うだけで、なんかこう
日本人である幸せを感じることが出来たのでした。

さらに来週末は、白神山地のブナ林を
大学時代の気の置けない仲間達と一緒に
2泊3日の沢旅するつもりです。

うわ、楽しみ!


「沢と雪」

この二つのフィールド(故郷)があれば、
日本の野遊び自由は保たれるのではないかと
個人的には思っております。

2008年10月27日月曜日

北海道、秋の沢紀行

素晴らしい秋晴れ、紅葉
10月25日の北海道。


アラスカで黄葉(黄色い)を見てきたと思ったら
今度は北海道で、紅葉(赤い)を堪能。
どこで見てきたかというと・・
北海道の某渓流で見てきました。

渓流を歩く=沢登りという登山の一種は
私の最も好きな夏の遊びなのですが、ここ数年の夏はアラスカに行っており
本格シーズン中に出来ないのが残念なところ。
今回は時期も遅いのですが、相棒を誘って行ってきました。

紅葉を見上げる相棒

中小の滝が現れるものの快適に歩ける、これが楽しい。

途中、イワナを釣ったりキノコを採ったり
これぞ、日本の山河遊びです

歩きながら・・・考える

先月までは、ガソリンぶちまけて飛行機飛ばして、
アラスカ果ての村やツンドラの大地に身を置いていたのに
今は日本の深い森の中で、
自分の足でゆっくりと歩いている、、、この不思議さ。

アラスカの途方もなくでかい自然を空から見た後は、
日本の自然がとても緻密で凝縮された
盆栽の中に存在する宇宙に見える。

遙か北にあるアラスカの自然も大事だが、
身近にある日本の自然は、さらに大事であるのだなぁ・・・。
そんな妙な気持ちに浸りつつ、
それは、自分が日本人なのだから普通の感情なのだと、
濃い緑の森に流れる、冷たい清流の中を歩きながら
極々自然に納得したりしてました。


そんなことを考えていると、
巨大な滝!

人が右下にいます(見えますか)
とにかく大きな滝、大迫力です!
そして最後は、滝下でビールと袋ラーメン。
あ、これビールじゃなくて「第3の・・」だけどね。
(最近、貧乏すぎでノーマルビールを飲んだ試しがない)


帰りは、
柱状節理と紅葉を堪能したり、

エゾ鹿の足跡を探ってみたり。




いやぁ、日本って本当にいい。
毎年アラスカに行くたびに、
その再認識の度合いが深まります。

次の出版は「北海道の自然を楽しむ」がテーマ。
なんだかその製作意欲が高まってきました。

海外に行かなくとも・・

身近なところに
素晴らしいものがあるんだっていうこと

伝えたいなぁ。

2007年9月13日木曜日

日本の沢登り




(6月11日の記事です)

もうすぐアラスカ、、といいつつも
あいかわらず準備なんかをせず、
北海道の山へ沢登りに
1泊の沢の中での野営を含めて行ってきました。
場所は、積丹半島の積丹岳、伊佐内川。

北海道でこの時期の沢登りは
時期的にはまだ速いのですが、
アラスカに行く前に日本の夏の自然を一番味わえる
沢登りで源流行がしたかった。
むせ返るような濃い森と清流の美しさは
北海道、いや日本の誇る素晴らしい財産だとおもうのです。

写真右:苔むした伊佐内川を歩く
中央:滝の中央をシャワークライム
右:残雪残る伊佐内川の源流部


沢登りとは、川の流れとは逆に上流にむかい
豊かな自然が残る渓をたどり、釣りや山菜取り、
そして野営などを通じて自然と真に一体化できる素晴らしい旅。
日本独自の文化で出来上がったこの旅のスタイルは
釣りや冬山にならんで一生かかっても飽きない
私のライフワークです。

北海道の沢の水はまだ冷たくしかも雪代で増水しているので
遡行は楽ではありませんでしたが、初めての人を3人連れて
新緑が美しい森の源流をたどる旅はアラスカに行く直前の
私にとって最高の思い出になりました。

アラスカの自然は、野生そのものの魅力があり
日本の自然は人と森との関わりに魅力を感じます。
いずれも自分で歩いてこそ
いろいろと感じる事ができると思います。

こんな日本の自然をたっぷり味わった後に
アラスカに行く自分がどう変わるのだろうかと
ちょっと楽しみだったりします。