先週の週末、北海道の、とある苔むした沢に
一泊で登ってきました。
あまり知られていない遊びである「沢登り」ですが、
その昔は歩いて沢をつたって尾根までいき、
反対側の村へ行くという
峠を越える手段として、
日本では日常的に行われていたものでした。
ですから、沢登りは
日本人の日常の延長としてある
我が国独特の遊び、と私は考えています。
とまあ、旅的の要素が強い遊びなのですが、
固いことは抜きにして、
山道もなにもない川を歩き、
自然そのまんまの森の中でツエルト張って
焚き火を囲んで、魚焼いて、
星を眺めながら、酒呑んで酔っぱらうのが、
メインイベントな?極めて文化的な遊びです。
だいたい釣り人もたどり着けない場所に行くので
渓流魚は、沢山いることが多いです。
私は、#3の源流向き?フライを愛好していますが(ほとんどテンカラじゃないかという話もあります)が、実はエサ釣りも好きです。
数年間、夏はアラスカ滞在で
日本の沢登りとは遠ざかっていたので、
友人達とサカナ釣って焚き火で焼きながら
酒呑んで、うまいものを喰うだけで、なんかこう
日本人である幸せを感じることが出来たのでした。
さらに来週末は、白神山地のブナ林を
大学時代の気の置けない仲間達と一緒に
2泊3日の沢旅するつもりです。
うわ、楽しみ!
「沢と雪」
この二つのフィールド(故郷)があれば、
日本の野遊び自由は保たれるのではないかと
個人的には思っております。
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