2011年8月30日火曜日
カリブー猟の季節
カリブー
北海道は、かなり涼しくなってきました。夜は完全に窓を閉めてお休みしなければ、風邪をひきそうです。この時期のアラスカを思い出すとオーロラ・・・と言われそうですが、私的には断然、狩猟の季節でしょう。そう私はあまりオーロラに興味がなく(いや綺麗なので好きですけど獲って食べたりできないものなので普通に好きぐらい)、それ以上に狩猟が好きなので
す。ですから写真もオーロラは極端に少ないです。オーロラ撮影のチャンスは沢山あったのですが、夜はアラスカンアンバー飲んで寝てしまうのでダメです。それにオーロラに情熱を注ぐ日本人カメラマンはとーっても沢山いるので、私はそういうのやらないんです。ニセコにもいますね、ラフティングのガイドだけは絶対にやらないというローカル・カヤッカーが、、それと同じかな?
凄いオーロラの写真を撮る友人がフェアバンクスに住んでいて、その人の作品を見ているとやっぱりそういう写真は、地元の人間が撮るべきなんだ、、、と思うわけ。だって毎日見ている景色だからこそ、分かることってあるじゃない、と思うんです。
その点、私の空撮は完全にジプシー写真。移動することでしか得られない視点だから、旅を続けている時こそ撮るべきだと思った。飛行中は無限の視点が手に入るし旅の情緒感と飛行の緊張感と高揚感は格別なものだから、そういう時の撮影ってグッとくる。
話がそれちゃったけど8月のアラスカはカリブー猟のシーズン。ベルベットで覆われた芸術品を頭に二本生やした発情前のオスは素晴らしい毛並みと威厳ある風格であり、見るものを荘厳な世界へと導く力を持っています。二年前にノーススロープで見て撃って解体したカリブーのベルベットの感触は一生忘れない。
写真は、アナクトブック・パス村で村を歩いていた時に、とある家の一角に積み上げられていたカリブーのツノたち。村を歩くだけで、村人(アナクトブックパス村の住人はエスキモー)の食料であるカリブーの存在を感じるわけです。
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1 件のコメント:
Anaktuvuk Pass で検索してここにお邪魔しました。以前は毎年のように多い時は年に二回行っていたのでとても懐かしいです。私もエスキモーに狩りにつれて行ってもらったりした時などにカリブーの頭は解体の時にその場において行くのが印象的でした。11歳の子とか普通に狩りして解体まで出来るなんてすごいですよね!見かけは日本人と同じなのでHow come you are Japneseと言われてしましますが。
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