もちろんオスの精子があるということは、メスがそこに産卵しているということであるだろう・・・ということに気が付いて、非常にお世話になったS子さんにアラスカで見せてもらった写真があるのを思い出し、さっき必死になって捜したのが以下である。
ニシンが昆布に卵を産みつけたもの子持昆布と呼び、珍味としてそのまま食べたり、寿司ダネとして利用される。(wikiより)
なるほど写真のニシンの卵は昆布にくっついてはいないが、なにか違う海草に産卵されたモノであろう。これの味はあまり覚えていないが、とにかくアラスカのしかも内陸部であるフェアバンクスで子持海草?いわゆる数の子モドキを食べられたことは、いまさらながらオドロキである。今写真を見ると「ゴクリ」!
今でも北海道の南西部、江差町などを尋ねれば、昔栄えたニシン御殿などの観光名所があったりするが、その時代に北海道を飛べばこの景色が見られたのか・・・と思うと何とも感慨深いモノがある。
いまや、北緯64°の6月にニシンの大群の「群来」を至るところで見るとは、色んな意味でニシンの住むところが変化したのでしょうね。
最近、北海道の漁港の岸壁でニシンならぬイワシを大量に釣り上げている自分としては、思わずにっこりなお話しでした。
p.s.北海道では、2月に「群来」が見られることがあるようです。なぜニシンの「群来」は北海道で2月、アラスカは6月なのか調べてみると面白そうですね。
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