2009年7月6日月曜日
野外行動派カメラ考
DVD製作で微妙な時間を過ごしているのでカメラの話でも。
野外活動家にとって記録するという行為は
とても大事なことだ。
すごい風景や感動的なシーンを皆さんと共有するために
写真と動画で記録するわけだが、世に出すものを作ろうとするとき
撮影機材の選択はひとつの鍵となる。
まずは写真機に求められる性能について書いてみる
1.防塵防滴性
まずは、これだろう。水場のしぶきや突然の雨でもびくともしない強靱なシールが施されているカメラが必要だ。冬山の結露したテント内で一晩過ごすという最悪な状況でも「故障しない」ことが条件。本当は、シーカヤックなどのために、水の中に落としても大丈夫なカメラが欲しいのだが、、、ニコノスデジタル出てこないかな・・・
2.高速連写性能
動きもの、特にスキーやスノボをとるときに重要な機能。光学ファインダーで追随しながら撮れることが条件で、これはもう一眼レフしかない。秒5コマが最低条件だけれど、それでは微妙・・・本当に使えるシーンを撮るには、10コマが欲しい。
3.携帯性
小さい方がよい、うん確かに小さい方がよい。持てる機材は限られているから。
4.高感度性能
アウトドアや飛んでいるとき、「ああ、なんて素晴らしい景色なんだろう」
と思う時間帯は、たいてい早朝か夕方である(逆に言えばそれ以外の日中は、よほど面白い景色がないとダメダメ)しかしそういうときは、光量が少ないので手持ちで撮ると手ぶれを起こす。
行動が基準のアウトドアで重いザック背負ってスキーはいているときや、切り立った崖や流氷の上、カヤックの上では三脚を出すことはできないので(三脚を使ってじっくり山で写真を撮るのは、写真だけをやりに来ている人である)ここで高感度性能が必要になってくる。
落ちたら死んでしまうような場所で、さっと感度を上げて撮影!
信じられないような景色というものは、三脚つかえない危ない場所にあるものです・・・(あとテントの中の宴会シーン!!→高感度必須)
5.信頼性
1.防塵防滴性にも関係してくるのだけれど、これは総合的な信頼と言うこと。AFがしっかり使える、シャッターが切れる、そういう基本的なことがどんな場所でも普通に出来るということが大事。
6.画質(素子の大きさ)
アウトドア→風景→広角がほしい→フルサイズ素子がベスト
小さな素子使って(APS-Cとか極端に言えばフォーサースとか)パンフォーカスを簡単にするっていう考え方もあり。でも使ってみると・・・フルサイズはすごい。素子の大きさは高感度にも有利だし。
逆に動物撮影などの望遠系は、素子が小さい方が有利。
俺は、ひたすら待って動物を撮れない人間なので・・・・逆に追っかけて撃つほう??
次回は、ビデオカメラ編です
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